今回の企画展では、佐野 翔君という(まだ大学院生の)若い作家に注目してみました。 ニューペインティング的な表現主義の作風で、今どき珍しいパワーを内包しているアーティストです。 いろいろな「主義」の変遷は15年周期と言われていますが、又こういう作風のアーティストの登場は(個人的に)嬉しく思います。 約30年前&約15年前の冨永作品との比較も面白いです。 (技術面や構成力では)まだ完成してはいませんが、(パッションを感じる)迫力ある画面インパクトと本人のアートに対する姿勢に将来性を感じています。 期待している作家です!!