もう15年以上前のことです。浜松の佐鳴台に『ギャラリー・ウエスト』というギャラリーがあって、敦子さんという女性がオーナーをしていた。リボンのついたブランドの黒い靴、清楚だけど上品な服装のオシャレな女性で、(沢口靖子似の知的な美人で)シトロエンに乗っていた。(当時の私はウエストの作家でしたが)敦子さんは、私と川邉耕一に(特別に)目をかけてくれていた。新人の私の展覧会でも、100人以上呼んだオープニング・パーティーを、盛大に企画してくれました。おかげで、初個展の初日の売上が130万円にもなったりした。シトロエンに乗って、イタリアンレストランで打ち合わせ・・・・・・バブルの時代の楽しかった思い出です。秋になって、センチメンタルになっているのか・・・・・・敦子さんのことを思い出した。
